大賀ホールでステージ体験コンサート
2014年01月14日 09:22
今までチャンスがなかった人にも、大賀ホールでパフォーマンスを披露し、つちかってきたものを見てもらう機会にしてほしいと、大賀ホールが企画、今年で4回目になる。1月12日、14時開演のステージには募集したグループの中から選ばれた5組が登場した。
月に2回、大賀ホールの楽屋で練習を続けてきた斉藤時子一門の参加者たちは、文化筝で「さくら」や「荒城の月」など6曲の演奏を行った。終演後、「演奏を楽しみにしていた斉藤時子先生が5日前に亡くなり、見てもらえなかったことが残念です」と代表者は語った。
昨年、軽井沢に家を建てたばかりという植松裕史さんは、軽井沢駅で募集のパンフレットを見て応募。多忙なビジネスマンだが、ミュージシャンとしての活動にも取り組んでいる。この日はギター演奏も鮮やかに、ビートルズやプレスリー、フランクシナトラなど、懐かしいナンバーを披露した。「憧れの場所・大賀ホールに初めて入り、初めて舞台に立ちました。臨場感があり、歌っていて気持ちよかったですね」
このあと、ソロパフォーマンス、フルート重奏、ヴァイオリン・チェロ・ピアノの3重奏などの演奏が続いた。