「ソチに向かってガンバレ」世界選手権カーリング男女2チームを激励
2013年03月07日 13:57
長野県カーリング協会は3月6日、ソチ五輪出場をかけて世界カーリング選手権大会へ挑む男子「SC軽井沢クラブ」と女子「中部電力」の壮行会をスカップ軽井沢で開いた。県内のカーリング関係者や、「軽井沢カーリング少年団」所属の子どもら約80人が参加し選手を激励した。
同協会の佐藤雅義会長は「日本選手権では、体力的にも、精神的にも動じない場面を見せてもらった。世界選手権ではチャンスをうまく生かし、ソチ五輪出場へつなげてほしい」とエールを送った。選手が一人ずつ決意表明(記事の最後に掲載)したあと、参加者全員で記念撮影。壮行会後は、SC軽井沢クラブのスポンサー企業であるオークサ・マテックス(佐久市)より寄贈されたダルマに、子どもらが「ソチに向かってガンバレ」などと応援メッセージを書き込んでいた。
ジュニア(21歳未満)の日本選手権で優勝した「長野県CAジュニア」メンバーで、中部電力の松村千秋選手の弟、松村勇人さんは壮行会に参加し「頑張ってほしいし、大舞台で戦えるのは羨ましい。自分たちも世界で戦えるよう頑張りたい」と話していた。世界選手権は、男子がカナダ・ビクトリアで3月30日より、女子がラトビア・リガで3月16日より開幕する。
<世界選手権へ向けた選手、コーチのコメント>
男子・SC軽井沢クラブ
リード:両角公佑選手「初出場した世界選手権は、超満員の中、舞い上がってしまった思い出がある。自分の実力を発揮できるよう、緊張しすぎず頑張ってきたい」
セカンド:清水徹郎さん「オリンピックもかかっているので、一つでも上の順位を目指して最後まで諦めず頑張りたい」
サード:山口剛史選手「今年のチームテーマである“攻め”を全面に出した戦いをしたい。攻めて攻めてたくさん点数をとって勝ちたい」
スキップ:両角友佑選手「世界選手権で結果を残したい。カナダのビクトリアは良いところ。遠いがぜひ応援にきてほしい」
リザーブ:清水芳郎選手「日本の皆さんに男子のカーリングも頑張っているところを伝えられるよう、結果を残したい」
女子・中部電力
リード:松村千秋選手「ソチ五輪出場を目標にこれまでやってきた。負けられない闘いが待っているが、そこで勝てるように頑張ってきたい」
セカンド:清水絵美選手「初めての世界選手権だが、精一杯戦ってくるので、応援よろしくお願いします」
サード:市川美余選手「初めての世界選手権で、私たちはチャレンジャーの立場。プレッシャーを感じず、持てる力を出し切りたい」
スキップ:藤澤五月選手「チーム発足の4年前と比べ、だいぶ成長した。ベスト4に入るとソチ五輪出場も決まるので、そこを目指してチーム一丸となって頑張ってきたい」
フィフス:佐藤美幸選手「皆さんの応援を力にかえて、最後の試合まで決して諦めずに、ベスト4目指して戦ってきたい」
両チームコーチ:長岡はと美さん「前回出場した男子の世界選手権の経験を生かし、選手が平常心で臨めるようにフォローしていきたい」