星野リゾート・軽井沢事業所、3R推進功労者等表彰「経済産業大臣賞」受賞
2012年11月02日 15:08
星野リゾート・軽井沢事業所(星のや軽井沢、ホテルブレストンコート、村民食 、星野温泉トンボの湯、ピッキオ)が「リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進功労者等表彰」で10月30日、「経済産業大臣賞」を受賞した。ホテル業界として初めて、廃棄物の再資源化率100%を達成したことが評価された。
星野リゾート・軽井沢事業所は「運営によって発生する廃棄物の単純焼却、埋め立てごみゼロ」を目指し、2000年より活動。各部署より選出した「ゼロ委員」が、個々の従業員に働きかけ、資源分別の意識を浸透させることに取り組ん 。また、披露宴の食べ残しごみ削減のため、宴席着席後にメニューを選択できるプランを導入。発生した生ごみは地元農家に 肥として使ってもらうなど2011年11月、同事業所で出る30種類全てのゴミのリサイクルに成功した。 今回の受賞を受け、同社は「再資源化率100%を継続するとともに、廃棄物総量を削減し、他事業所にも活動を広げていきたい」としている。
同表彰はゴミの発生抑制や再使用、再生利用で、実績を挙げている個人や事業所に送られるもので、「3R推進協議会」(東京都千代田区)が1992年より毎年開催。今回は、全国より121件の推薦案件が寄せられ、各大臣賞16件、会長賞82件の計98件が受賞した。
(写真右上)10月30日行われた表彰式。(左下)ごみを計量する軽井沢事業所のスタッフ。<写真提供:星野リゾート>