軽井沢中部小吹奏楽部、初の全国大会で最優秀賞 1月に町内で演奏会も
2012年11月27日 10:05
日本管楽合奏コンテスト(主催:日本音楽教育文化振興会)の小学 部門で、最優秀賞に選ばれた軽井沢中部小学 吹奏楽部の代表部員12人と講師の内田満さんらが11月26日、町役 を訪れ藤巻進町長に結果を 告した。町長は「軽井沢町の誇りに思う。内田先生の指導は厳しいと聞いているが、皆さんがそれに応えた成果」と最優秀賞受賞を喜んでいた。
小学 部門は11月11日、文京シビックホール(東京都文京区)で開催。全国から寄せられたCD音源(応募総数は非公開)の審査を通過した31 が出 した。中部小吹奏楽部にとっては初の全国大会。コンテストのレベルは高く、他 の演奏を聞いていた内田さんも「思わず逃げ出したくなった」ほど。それでも「逆に開き直ったのか、みんな良い演奏をしてくれた」と内田さん。10 に与えられた最優秀賞の を手にした。
部員は4年生から6年生までの78人。始業前や放課後の時間を利用し練習に励んできた。部長の中嶋莉果子さんと副部長の細川若奏さんは、最優秀賞の発表を聞いた瞬間は「ありえないと思った。2人で顔を見合わせて喜ん 」と話した。
来年1月12日、軽井沢大賀ホールで開く「ありがとうコンサート」に向け、練習を重ねている。コンテストで演奏したクラシック曲とは違い、ポップスやジャズなど、幅広い世代に受け入れられる曲目を予定。「初めて聴く人にファンになってもらえるような演奏をしたい」と、中嶋さんをはじめメンバーは張り切っている。コンサートは無料。14時開演。