軽井沢在住の保延勇太さん、青年海外協力隊でエクアドルへ
2012年09月21日 18:25
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊で南米エクアドルに派遣される、軽井沢町在住の保延勇太さんが9月21日、町役 を訪れ藤巻進町長と懇談した。
保延さんは今年3月まで臼田中学 の社会科教諭として勤務する傍ら、佐久総合病院の院内学級の講師も務めていた。学生時代に旅したカンボジアで、英語を必死に学ぶ子どもたちを目にし、「発展途上国の子どもたちに、日本人としてできることはないか、ずっと考えていた」と、参 を決めた動機を話す。
エクアドルでは首都キトに滞在。小学 を循環してゴミ分別などの環境教育を行うほか、アマゾン川の源流で自然環境保護に向けた啓蒙活動にも取り組む。9月27日に日本を発つ。任期は2年間。
懇談で町長は「エクアドルの治安はどうか、不安はありませんか」と尋ねると、保延さんは「少し前より治安が悪くなったと聞き心配している。それよりも、現地の人たちと一緒に仕事ができる楽しみの方が今は大きい。教えてあげるというより、新しいことを学ばせてもらう気持ちで望みたい」と話していた。
(写真は右が保延さん、左は駒ケ 青年海外協力隊訓練所の 内好夫所長)