旧中山道を歩く文京学院大・短大生ら 浅間神社から旧碓氷 見晴台へ
2012年08月24日 11:45
旧中山道の下諏訪宿(長野県下諏訪町)から高崎宿(群馬県高崎市)まで17宿・約111kmを歩く「五街道ウォーク2012 in 中山道」を実施している文京学院大・短大の学生や卒業生らが8月23日、軽井沢町を歩いた。各地の名所などを訪ね、文化や歴史に触れるのが目的。1994年より隔年で始まった「東海道五十三次ウォーク」が前身で、2010年に東海道を全区間歩ききったことから、今回より中山道に舞台を移し挑戦している。
下諏訪宿を8月20日に出発し、高崎宿に26日到着予定。総勢180人の参 者が7区間に分かれ、1日歩いた先でバトン代わりの「通行手形」と「 旗」を次の日の歩行者にリレーする。追分宿の浅間神社から旧碓氷 の見晴台までを歩く軽井沢エリアは4区間目にあたり、全区間の中で最も多い65人が参 した。歩行の途中で、この日軽井沢に到着された天皇・皇后両陛下の乗った自動車が通ることを聞きつけると、急きょ30分の休憩時間を設け沿道で手を振ったという。昼食は蕎麦を味わい、軽井沢銀座ではショッピングなどを自由に楽しん 。
23日の軽井沢は、最高気温が30度近くまで上昇。区長(区間リーダー)を務めた2年の五十嵐里奈さんは「今まで何度か軽井沢を訪れたが、これほど暑かったのは初めてでちょっと驚いた。それでも深呼吸すると、良い空気が入ってきて気持ちいい」。また、実行委員長で3年の黒川まどかさんは「けが人や熱中症になる人もなく、ここまで 調。残りも 張ります」と、この日のゴールである見晴台を目指し歩を進めた。