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新 舎は省エネに配慮、災害時は防災 点に 町が中学 建て替えの説明会開く

2012年07月26日 15:23

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 老朽化のため、早期実現を望む声が多かった軽井沢中学 の建て替えについて、軽井沢町教育委員会が7月末、建設工事基本設計の説明会を、保護者と住民向けにそれぞれ開いた。

 説明によると、着工は2014年6月で、現在の中学 敷地内に建設。仮設 舎は建てず、新 舎完成まで既存のものを利用する。まず、現在のプールなどがある一帯で新体育館の建設にとりかかり、続いて、社会体育館を解体した跡地を含む 所に、新 舎を建てる。新体育館は2015年6月、新 舎は2016年4月の利用開始を目指す。その後、既存 舎を解体した跡地にグラウンドを整備し、2016年12月末までに全ての事業を完了させる。

 計画では、 舎棟は鉄筋コンクリート3階建てで延床面積は8928㎡、体育館棟は2階建て4177㎡。 舎はL字型に繋がっていて、普通教室は1学年6クラスずつの計18教室で、窓はすべて南向き。災害時に地域の避難所として体育館を使えるよう、炊き出しができる給食調理室や自家発電設備、備蓄倉庫などを館内に設置する。また、屋 に太陽光発電パネルを設置し、照明にはLEDを採用、冷暖房の一部に地中熱を活用するなど、省エネに配慮した設計。 現段階での総事業費は約40億円。

 7月25日夜に行われた住民説明会は、12人が訪れた。参 者からは「社会体育館の駐車 で工事が始まると、送迎の自動車はどこに停めたらいいか」「体育館や 庭が使用できない時期の対応は」「設計図にプールがないが、どうするのか」などの質問のほか、「中学 の敷地内にバス停を設けたらどうか」などの提案もあった。
 
 質問に対し担当者は「工事期間中の送迎は、町役 や軽井沢病院の駐車 を利用してほしい」「体育館、 庭が使えない時期は風越公園の施設を利用し、送迎の方法についてはこれから検討する」「プールは新設せず、風越公園にできる通年型のプールを使用する」と回答していた。

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