軽井沢町内で初めて 中軽井沢区が自主防災組織を結成
2012年07月20日 15:56
地域住民が連携し災害発生時の被害を最小限にとどめようと、中軽井沢区が自主防災組織「中軽井沢区自主防災会」を結成し7月20日、軽井沢町より認定書が交付された。自主防災組織の認定は町内で初めて。
会長に中軽井沢区長の中嶋 利さんが就任し、区内から選ん 防災委員を「総務」「情 」「消火」「救出・救護」「避難誘導」の5つの班に配属。平常時に防災や応急手当の知識普及、情 伝達体制の確立、避難 所の周知に務め、訓練も実施していく。
同組織が主催し、10月8日には中軽井沢区防災大運動会を狩野公園で開催する。チー に分けて、バケツ運搬リレーなど災害時にも役立つ競技を行い、昼食は炊き出しの訓練も兼ねる。
中軽井沢区は町内で最も多い約5000人が暮らしているが、区に所属している町民はそのうちの約65%。中嶋会長は「区に入っていない人にどう情 を伝えるか、これから考えていきたい」と課題を挙げる。また、認定書を手渡した藤巻進町長は「中軽井沢区に続き、自主防災組織結成の動きが他地区にも広まるといい」と話していた。