「いつもよりおいしい」「また食べたい」 三 ホテルカレーが給食に
2012年06月29日 20:26
旧三 ホテルのレシピを再現したカレーが6月末、軽井沢町内の3小学 と軽井沢中学 で給食に登 した。軽井沢の文化遺産や歴史を知ってもらおうと、同カレーのレトルト食品を販売する、軽井沢総合 究所が約1500食分のルーを町に贈ったことで実現した。
お湯から煮込むいつもの給食のカレーと違い、三 ホテルカレーはカレーソースが冷凍にパックされた状態。町教育委員会の 養士、木下淳子さんが事前に調理したところ、人参やジャガ芋がやわらかくなる前にルーが焦げてしまったため、人参はいつもより薄くスライスし、ジャガ芋はフライドポテトにして別に提供した。他にもカレーの味を生かすため、玉ねぎの量をいつもの倍にし、学 ごとに枝豆やシメジ、マッシュルー なども入れた。
東部小5年の児童からは「いつものカレーより甘くておいしい」「キノコは嫌い けど、カレーと一緒 と食べることができた」「また食べたい」といった声が聞かれ、カレーの入った食缶はすぐ空に。同 究所では「これからも年一回は、カレーを町に提供していきたい」としている。
三 ホテルカレーは2010年に、町内13店舗の飲食店が協力し、同ホテルで働いていたシェフからレシピを聞き復活に成功。アレンジを えたものを各店で提供し、レトルト食品としても販売している。