被災地復興を願って「軽井沢冬ものがたり」開幕
2011年12月05日 15:40
「絆」をテーマに「軽井沢ウィンターフェスティバル2012・軽井沢冬ものがたり」が12月3日、矢ケ崎公園で開幕した。カウントダウンの合図でイルミネーションが点灯し、冬の夜空に花火が打ち上がると、来 者からは歓声があがった。
イルミネーションは節電を意識し、例年に比べ電飾は少なめ。代わりにキャンドルの炎を灯したツリーやランタンが幻想的な風景を作り出し、集まった家族連れやカップルを楽しませていた。また、来 者が自由にメッセージを書いた透明なフィル をキャンドルを囲むように設置。「 村のみんながんばれ」など、子どもの字で書かれた被災地復興を願う言葉も多くあった。
例年 とミニチュアハウスなども飾るが、「津波で家を流された方のことも考え、今回は自粛しました」と担当者。「キャンドルの炎が揺れる、いつもとは違ったイルミネーションを楽しんでほしい」と続けた。公園の点灯は12月25日までの土日祝17時~21時。17、18日には被災した 村の子どもたちを招待して、同グラウンドでマルシェを行うなど、他にもイベントを企画している。
<公式HP>http://www.karuizawamonogatari.jp/
TEL0267-41-3850(軽井沢観光協会)