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北杜夫さん追悼の意を込め ヘッセ&北作品の朗読劇

2011年11月09日 15:50

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 軽井沢高原文庫は11月23日、「ヘッセ&マンボウ 俳優3人で朗読とおしゃべり」と題した朗読イベントを、旧朝吹別荘「睡鳩荘」で開催する。同文庫の理事を務める、女優の矢代朝子さんら3人の俳優が出演し、教科書でも親しまれているヘッセの『少年の日の思い出』や北杜夫さんの『まんぼう、憶い出を語る』などを朗読劇仕立てにして公演する。

 腸閉塞のため10月24日に亡くなった北さんは、10月1日に同文庫で行ったトークイベントに元気な姿を見せていた。矢代さんは「ご家族の御意志で、ホテルなどでの大きな偲ぶ会はございませんので、この朗読会が、実質、初めての公の偲ぶ意味を持つ になるのでは。1日のお元気な姿からは、そのような時間になるとは、まったく想像もつきませんでした」とコメント。

 また、公演について「この朗読会で、天国からのメッセージを感じて くことが、軽井沢を愛した北先生への御供養になると信じています。小劇 の空間と同じく俳優の息遣いや目線も楽しめる、演劇的にも充実した時間を実際味わってみてく さい」と、矢代さんは大勢の参 を呼びかけている。


日時:11/23(水・祝)17:30~19:30
:旧朝吹別荘「睡鳩荘」
出演:坂本岳大、山本芳樹(Studio Life)、矢代朝子
料金:会費3000円。(定員50名) ※要予約
問い合わせ:TEL0267-45-1175(軽井沢高原文庫)

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