軽井沢のCM作りに励む軽高生 特別授業で作曲家がアドバイス
2011年09月16日 11:54
総合芸術の授業を選択している軽井沢高 3年生の8人が、軽井沢をPRするテレビCM制作に取り組んでいる。週に2回ある授業時間を利用し、9月から10月にかけて町内で撮影し編集作業を行う。CMの音楽を数多く手掛ける軽井沢在住の作曲家、周防義和さんを講師に迎えた特別授業も、10月末までに3回組まれている。 完成作品は長野朝日放送が主催する来年の「ふるさとCM大賞」に応募する予定 。
9月前半は、軽井沢の魅力やセールスポイントなどについて生徒同志で話し合い、筋書きや構成を考えた。9月13日の周防さんによる最初の授業で、生徒はCMと音楽の関係について学び、CM制作に向けアドバイスをもらった。周防さんは自身が音楽を担当した、携帯電話やビールのCMを流し、音楽が入る前と後で印象が変わることを伝え、「セリフやナレーション、効果音など、様々な音が共存するよう、メリハリを考えて効果的に音楽を使って」と助言していた。
授業を受けた同 の山田拓君は「普段何気なくCMを見ていたけど、音楽の付け方一つとってもいろいろなパターンがあることを知った。習ったことを参考に良いものを作りたい」と意気込みを語っていた。