2013年3月の完成目指し、風越のカーリングホール建設始まる
2011年06月07日 18:34
風越公園「カーリングホール棟」の建設を担う施工業者が中心となり6月4日、工事が無事に行われることを願い、安全祈願祭を建設予定地で行った。町長や役 建設課職員、議会議員や工事関係者ら約40名が参 した。
建設するのは競技専用の6レーンを備えた、日本最大規模の通年利用可能なカーリングホール。379の観客席や更衣室、2階南側には施設から屋外スケートリンクを見下ろせる観覧スペースを設置し、約100台の駐車スペースを併設する。延べ床面積は約5100㎡で、工期は2011年5月から2013年3月。ホール建設にかかる事業費は約20億円。
設計を担った山下設計の担当者は「省エネルギーに配慮した施設になる」と言い、新しいエネルギーとして地下の熱源を利用。地下100mまで不凍液を循環させることで、冬 は温まった空気を、夏 は冷えた空気を地上に送るシステ を導入。また液化二酸化炭 を使った最新の冷凍機を導入することで、ポンプを回すエネルギーを節約する計画 。
同事業の軽井沢町議会特別委員長の土屋正治議員は「議員全員で計画に関する情 を共有し、良い施設ができるよう提言していきたい」と話していた。