フィリピンで奉仕活動 高 生21名らが 告
2011年04月26日 13:25
フィリピンで歯の治療や歯磨き指導などをボランティアで行っている「フィリピン医療を支える会」(林歯科診療所・林春二会長)が4月23日、2月に現地で行った活動の 告会をエコールみよたで開いた。約300人が出席し、参 者から 告される現地の様子などに聞き入った。
奉仕活動には県内外の歯科医師や歯科衛生士、一般参 のボランティア、高 生(21名)ら計73名が参 。2月9日から12日に首都マニラ近郊の地区を訪問し、現地の子どもらに歯石を取るクリーニングや抜歯などの治療を施した。また、日本で集めた歯ブラシやタオルなどを寄贈し、絵本やイラストで歯磨きの大切さを伝えた。
参 した歯科医は「継続的に治療ができないため、日本では治療できる歯もフィリピンでは抜かなくてはならないのが辛い」、また歯科衛生士は「歯を抜かなくてはならない子どもたちが、少しでも減るようにと願い、歯磨き指導を行った」などと 告した。
高 生は“思いやり”をテーマに書いた作文を朗読。新島学園高 3年の高橋力斗君は「人を思いやり勇気をもって接すれば、言葉が通じない人でも心は通じ合えることがわかった」と活動を振り返っていた。