「今後はゆっくり身体を休める」3期12年務めた佐藤雅義町長が退任
2011年02月09日 17:44
佐藤雅義軽井沢町長の退任式が2月9日に行われ、式終了後は職員が総出で役 駐車 から見送った。
佐藤町長は1999年の選挙で現職を16票差で り初当選し、2003年は無投票で続投が決定。2007年は新人との一騎討ちを制し、3期12年を務めた。就任後は2001年に「マンション軽井沢メソッド宣言」、2005年に「軽井沢まちなみメソッド宣言」を発表し、業者に対し良識ある開発、景観・環境の保全を呼びかけた。2007年には追分に保健福祉複合施設「木もれ陽の里」を建設するなど、町民の健康作りにも尽力。
退任式の挨拶で町長は「明日からは藤巻新町長のもと、一致団結して業務に取り組んでほしい」と職員に語りかけ、今後については「趣味のガーデニングやテニスなどをしながら、ゆっくり身体を休めたい」と話していた。
式終了後は拍手の中、駐車 に集まった職員と握手を交わし「これからも 張って」などと声をかけ、最後に一礼して車に乗り込ん 。
見送りが終わった後、男性職員の一人は佐藤町長について 「気さくに声をかけてくれる優しい方でした。お身体をいたわって有意義に、これからの人生を過ごしてほしい」と話していた。2月10日からは藤巻進さんが新たに軽井沢町長に就任する。