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インテリアデザイナーと軽井沢彫職人のコラボ作品が15点

2011年02月25日 20:38

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 軽井沢町商工会と軽井沢彫製 販売組合は2月25日から27日まで、軽井沢彫の新作を集めた展示会を観光会館2階展示スペースで開いている。軽井沢彫の象徴であるサクラを、五角形に真鍮を打ち込むことで表現したアー チェアーや、ステンレス 材を丸テーブルの足に用いた作品など15作品を展示。
 同組合は、軽井沢彫の伝統を残しつつ新たな魅力を取り入れようと、長野県の助成を受けながらデザイン開発に2000年より取り組んでいる。今年度は初めて外部のインテリアデザイナー5名に軽井沢彫のデザインを依 。それを元に、職人が作品を制作した。
 2月25日に行われた講評会では、それぞれの作品について、インテリアの専門家がデザイナーや職人らと意見を交わした。今企画で講師を務め、デザインも提供した武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科教授の寺原芳彦さんは「軽井沢彫の品 を落とさぬよう、何を残してどんな魅力を えていくか考える必要がある。他のアート作品からもヒントがもらえるので、日ごろからアンテナを張っておくとが大事」と職人らにアドバイス。
 大坂屋家具店の軽井沢彫職人、小林正喜さんは「人のデザインしたものを作ることに対して違和感もあったが、最終的に斬新な良い作品を作ることができて、非常に良い経験になった」と製作の日々を振り返った。

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