別荘14000軒の防犯診断、一斉スタート
2010年11月29日 14:25
軽井沢警察署と軽井沢町別荘管理防犯組合は11月29日、利用者が減る冬季の別荘荒らし被害防止のため、町内の別荘約14000軒の一斉防犯診断を開始した。診断は12月10日までで、署員と組合員がペアとなり、別荘を一戸ずつ回って戸 まり状況などを確認。鍵が開いていたり、電気が点いたままの 合は、管理人を通じて注意を促す。期間中、署員と組合員のべ300人が参 する。
初日の29日は、診断を前にレイクニュータウン管理事務所で開始式を実施。中村邦男署長や井出精一別荘管理防犯組合長ら約40名が出席した。
中村署長は「診断している姿を大勢の人に見せることが、犯罪抑止に繋がる」。井出組合長は「別荘の防犯診断は今年で49年目。先人の意志を継いで、署員と協力して防犯に努めていきたい」と話していた。