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4/16 「名画が小っちゃくなっちゃた」「小さなルーヴル美術館」展開催

2010年04月16日 17:47

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 御代田町のメルシャン軽井沢美術館は4月17日より10月24日まで、「小さなルーヴル美術館」展を開く。同展は、2008年5月より1年間、三鷹の森ジブリ美術館(東京都)で行っていた展示会を再構築したもの。
 館内は6つのセクションで構成され、最初の「赤い部屋」は、5分の2サイズに縮小されたドラクロワやコローら16~19世紀のフランス絵画の数々や、部屋中央にはやはり縮小された「ミロのヴィーナス」を展示。絵画は高性能のプリンターで出力し、メディウ と呼ばれる透明なニスを何度も塗ることで油絵の質感を表現。額縁も本物に合わせ職人が手作りした。
 他にはフランス人画家ユベール・ロベールの絵画をジオラマに再現し、実際にルーヴル美術館から借りた「ホンモノ」の油彩作品を2点展覧した「廃虚の部屋」や、のぞき窓からミニチュアで再現した16世紀のパリの風景を望める部屋もある。
 日本 画『THE 有 天ホテル』『フラガール』などの美術監督で知られる、同展の監修を務めた種田陽平さんは、「展示面積が三鷹のときの約10倍なので、いかにストーリーを組み立て、新たな空間を り出すか苦労しました。子どもに楽しんでもらう けでなく、大人が子供心を思い出すような企画展にもなったと思う」と話していた。
●開館時間は9時半~17時。観覧料は一般1000円、大学生800円、高 生600円、小中学生300円。TEL0267-32-0288

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