8/25 辻井伸行さんのコンサート開催 客席からは感服のため息
2009年08月25日 18:59
今年6月の「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で、日本人初の優勝を果たした辻井伸行さんのコンサートが8月25日、軽井沢大賀ホールで行われ、即刻完売になったプレミア チケットを手にした観客約800人が演奏に酔いしれた。
客席からの盛大な拍手と共に登 した辻井さんはまず、恩師の上野学園大学教授、横山幸雄さんと2台のピアノで、モーツァルト「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」を演奏。続いて、辻井さんと横山さんそれぞれのソロ演奏が2曲続き、最後に再び2人で登 し、2台のピアノでラフマニノフ「組曲第2番タランテラ」を共演した。演奏が終わるたびに会 からは感服のため息が漏れ、割れんばかりの拍手が会 を包ん 。アンコールでは2曲を演奏し、コンサートは終演。
公演に訪れた御代田町の女性は「真摯にひたむきに演奏する辻井さんの姿に感動、感激でした」と話し、軽井沢町の女性は「鍵盤の上で音符が踊っているよう った」と表現した。
公演後、辻井さんは「とても良いホールで、軽井沢の皆さんに演奏を聴いてもらうことができ、大変嬉しかった」と話していた。