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6/30 「北軽井沢をもっと盛り上げよう」 群馬大学らが開いた公開講座、約30名が参

2009年06月30日 09:51

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北軽井沢地域が抱える問題や活性化について考える「北軽井沢コンソーシア 協議会」と、群馬大学大学院社会情 学 究科は、6月25日、26日に「みるく村」で公開講座を開いた。群馬大学の院生や長野原町役 の若手職員、地域住民ら約30名が参 した。
 同大学院社会情 学 究科長、富山慶典さんが講師を務め、参 者は地域活性化に向けてのビジョン、ビジョン実現への障害、またそれを取り除くための解決策について、5グループに分かれて議論。全員が紙に無記名で意見を書き、それをホワイトボードに貼り出して討論することで、一部の人の意見 けが通らないように進められた。
 参 者からは地域活性化の方法として、「自然の中を歩けるウォーキングコースを整備しては」「ミュージックホールをもっと有効活用すべき」という既存のものを生かす意見や、「現地の食材で特産品を作ってみてはどうか」など無から有を生み出す声もあがった。 
 講座修了後、参 者の一人は「年代、職種をこえた建設的な討論ができて嬉しく思う」、参 した町職員は、「町民の皆さんがどんなことを考えて、生活しているかを直に聞くことができ、とてもよい機会になった」と話した。

 北軽井沢コンソーシア 協議会は北軽井沢を活性化させようと、長野原町、北軽井沢観光協会、北軽井沢地域で活動する団体などがメンバーとなり、今年5月に発足。長野原町が平成21年度中に実施する「観光案内版設置事業」「町ホー ページリニューアル事業」についてもアイデアを検討し、町へ提出する予定 。
 一方、群馬大学社会情 学部では、夏の間に北軽井沢の調査、取材を行い、12月までに北軽井沢の地域情 誌を発行する計画もある。

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