3/6 結成3カ月“歌のおばあちゃまデュオ” 保育園でコンサート
2009年03月06日 10:42
昨年12月に結成した竹前文美子さん(69歳・ソプラノ)と高橋晴代さん(68歳・アルト)の、おばあちゃまデュオ「はにほへと」が3月6日、軽井沢南保育園でコンサートを行った。
コンサートは3部で構成。第1部では「春よこい」「春の小川」など春にまつわる4曲を歌い、第2部は園児と一緒に絵描き歌やかえるのうたの輪唱を楽しみ、第3部は未満児から年長組までクラスごと、園児から2人へお礼の歌が贈られた。ピアノ伴奏は園児の母親で、声楽家の尾川雅美さんが担当。最後は、園児が育てたヘチマで作ったたわしと押し花が2人にプレゼントされ、「ありがとう、また来てね」という園児の声に見送られた。
竹前さんはNHKの歌番組で、3代目の歌のおねえさんを1年半務めた後、米国ジュリアード音楽院などに留学。その後は音楽イベントのプロデュースを仕事にし、2000年から軽井沢に移り住ん 。軽井沢町出身の高橋さんは国立音大に学び、軽井沢混声合唱団でも活動。合唱歴は30年になる。
2人は5年前に出会って以来、カラオケ、飲み仲間として交流を深めた。デュオは昨年12月に結成。町内の老人ホー や東京などで公演を行い、この日が4公演目。今後も町内の他の保育園、木もれ陽の里などで公演が決まっている。レパートリーは童謡を中心に、老人ホー では軍歌や青春ソングも歌う。
竹前さんは「今日はたくさんの元気をもらいました。今後も声がかかればどこへでも歌いに行きます」と笑顔を浮かべた。