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2/2 気象庁浅間山火山防災連絡事務所が会見 「火山性地震は減少傾向に」

2009年02月02日 14:07

 気象庁浅間山火山防災連絡事務所は2月2日15時から会見を開き、噴火に至るまでの経緯や同日午前中に行ったヘリコプターによる上空観測の結果などを 告した。
 
  浅間山は2月2日1時51分に小規模噴火した。噴火に伴う噴煙の高さは火口上約2000mに到達し、気象庁が設置した高感度カメラでは、火口北側約1kmの範囲で噴石の飛散が確認された。今朝8時 までに群馬県や埼玉県、東京都などでも降灰があった。
  ヘリによる上空観測は、気象庁機動調査班と東京大学地震 究所が、同日9時半より1時間ほど実施。 告によると、山 付近の地形に大きな変化はなく、火口から北西方面500mの範囲に直径1mの噴石が幾つか飛散しているのを確認した。山 火口の南東から北西にかけては降灰があり、火口内の状況や火口底の温度は噴煙のため確認できなかった。
  会見によると、火山性地震の回数は、1日が240回 ったのに対し、2日は15時現在74回と減少傾向。火口から4kmに影響が及ぶ小~中規模の噴火が切迫しているのに変わりはないが、やや小康状態にある。た 、同事務所長前川和宏さんは「浅間山は1回の噴火で収束した例もあるが、どちらかというとまれ。今後も傾斜計のデータや地震回数などに引き続き注意を払っていく」と話した。

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