深山荘の見学会、シンポジウムへ
2015年09月02日 15:50
第二次世界大戦中にスイス公使館が疎開した貸別荘「深山荘」の見学会とシンポジウムがあり、取材しました。見学会には約410人、シンポジウムには約250人が参加し、多くの人が公開を待ち望んでいたことが窺えました。(見学会の記事はこちら。シンポジウムの記事はこちら)
「深山荘」の1階と2階をつなぐ階段は中央と西側に2カ所。
中央の階段は宿泊客が利用するため幅が広くとられていますが、
西側は使用人専用のため狭くなっています。
地下部分を見学していると突如、狭い廊下を左右に揺れながら飛んでいく黒い物体に遭遇。その奇妙な動きに見学者からはざわめきが起こり、皆さん必死になって避けていました。
黒い物体の正体はコウモリ。しばらく開放されていなかったこともあり、格好の住処となっていたのでしょう。
午後、町中央公民館に場所を移して行われたシンポジウムでは、スイスと日本の6人の研究者らが講演。全ての講演が終わったのは、終了予定時刻の1時間後。新たな発見などもあり、充実の一日でした。(J記者)
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