しなの追分馬子唄道中
2015年07月30日 10:10
軽井沢の夏の風物詩「しなの追分馬子唄道中」を取材しました。今年で30回目を迎えるそうです。最近話題のハイぶりっ子ちゃんも駆けつけていました。
町長の藤巻進さん、町議会議長の内堀次雄さんも江戸時代の格好に身を包み、追分宿を練り歩きます。なかなか似合ってますね。
今年の目玉の一つが、岩手県大槌町の伝統芸能「虎舞」。「向河原虎舞風虎会」のメンバーの皆様が追分まで来てくださいました。獅子舞は知っていますが、虎舞を見るのは初めてでした。
「虎舞」の起源は諸説あるらしく、「江戸時代、三陸地方の豪商が、江戸で近松門左衛門の浄瑠璃の虎退治の場面に感動し、故郷に広めたのが始まり」とも、「『虎は一日にして千里行って千里帰る』という諺にあやかり、漁師たちが無事に帰港することを願って踊ったのが広まった」とも言われているそうです。
お囃子のリズムに合わせ、4人の男性が2匹の虎になって舞います。本物の虎を見ているようなダイナミックな動きに、思わず見入ってしまいました。
虎の顔も迫力満点。ちょっと怖いくらいでした。
(A記者)