スイーツ博リポート ~つづき~
2012年08月18日 20:48
お待たせしました。
スイーツ博リポートの続きをお届け致します。
甘~いプレートが続いたところで、次は「トマトマト」。
その名の通り、トマトを使ったデザートです。
トマトの旨味を濃縮したゼリーの中には、フレッシュな生チーズが入っています。
添えられているのはルッコラのアイス。
ゼリーとアイスを一緒に食べると…まるで、イタリアの前菜のようなお味に。
さっぱりとした味わいで、お口直しにぴったりの一品です。
すると、場内が暗くなり、パティシエさんたちが大勢登場。
続いてのスイーツは「ファイヤーワークス」…花火を連想させますね。
ひとテーブルに一人が付き、調理を始めます。
そして各テーブルから、ほぼ同時にボワッと炎が立ち上がり、
フルーティーな香りが漂ってきました。
目の前に置かれたプレートに、パティシエが作りたての
チェリーソースを添えてくれます。
イタリアンメレンゲに包まれたアイスと、温かいチェリーソースを一緒にいただくと、
温度差が絶妙な味わいに。
そして、いよいよフィナーレへ。
中央のステージにはパレットのような大きなプレートが置かれ、
パティシエたちが一斉に描き始めます。
手前の球体のチョコレートの中に、液化窒素を注ぐと、
中のフロマージュブランが一瞬にしてシャーベットに。
そして巨大なスイーツのアートが完成しました。
一人ずつに取り分けていただくと、こんな感じに。
奥の左は、アンズのサバラン。
ひょっこり見えるオレンジの棒は、アンズソースの入ったスポイトです。
中央は小布施ワイナリーのジュレと赤いフルーツ、
そして右は先ほどのフロマージュブランシャーベットとチョコレート、
手前にはエクレアやマカロンと盛りだくさん。
味や見た目はもちろん、様々な演出で、
その名の通りスペクタクルなスイーツの連続に、
「ワァー」という感嘆の声があちらこちらから聞こえてくるほどでした。
こちらのステージはチケット制ですが、サーカス団の旅をイメージして、
世界のスイーツを味わえる「ジャーニー」や、
特別なスイーツのショップが並ぶ「バザール」など、
チケットがなくても気軽に入場できる会場もあります。
美しく、楽しく、魔法のようなスイーツの数々…
お腹が幾つあっても足りませんね。
(Y記者)