花に満たされたヴォーリズ建築の別荘
2009年06月23日 18:26
塩沢湖畔の軽井沢タリアセンでは「薔薇の祭典」が行われています。
その企画のひとつが「假屋崎省吾 花の世界in軽井沢」。
今日は睡鳩荘に假屋崎さんがフラワーディスプレイを行うというので、
取材に出かけました。
假屋崎先生は広いサロンの中で、まず暖炉周辺からお花を活けていきます。
暖炉の両脇には、スモークツリーというやわらかでエレガントな雰囲気の花が飾られました。
朝吹登水子さんの別荘 ったこのサロンがフランスの香りに満たされるかのよう…。
突然、假屋崎さんが窓の外にある白樺の枝を持ってくるようスタッフに指示しました。
どうするのかと思ったら、オブジェのように組み、そこへ花をアレンジしていきます。
なるほど! 敵ですね。
スタッフにてきぱきと指示する假屋崎さんに、
「プロの真剣勝 」というきびしさが垣間見えました。
そして、1時間後、1階のサロンはアートな花たちで、エレガントな華やかさに包まれました。
これは飾り棚の上の作品。野ぶどうのツルとスモークツリーのバランスが見事です。
こちらは2階のゲストルー 。
部屋を見てイメージするのでしょうか。1階とはまったく違うデザインなのに、
何となく南欧の明るい雰囲気が伝わってきます。
このほかの 所にも 敵な作品が並び、ヴォーリズの別荘建築にマッチしています。
7月5日まで展示とのこと。皆さん、ぜひ、ご覧く さいね。