リスとエビフライの関係
2009年02月16日 10:36
軽井沢の冬とは思えないほど暖かな日が続いています。
この日はなんと11℃もありました。
さて、今日はマリン記者とイベントの取材に出かけます。
M記者「タータンチェックのコートでおしゃれしてどうしたの?」
マリン「今日はリスさんに会いにいくから。リスさんはシマ から私はチェック」
M記者「軽井沢のリスはシマリスじゃないの。ニホンリスっていうのよ」
マリン「そうなん 。知らなかった」
さて、ここは風越公園。長野冬季オリンピックのカーリング会 となった所です。
すぐ横の公園には赤松やモミ、カラマツなどの大きな木がたくさんあります。
マリン「リスさんに会いたいな。どこにいるん ろう」
M記者「そうね、この木の上に巣があるから、そこにいるかも」
マリン「でも、私、木に登れないから…」
M記者「マリンもリスが食べたエビフライを探して」
マリン「エビフライですって!リスが食べるの?私も食べたい」
M記者「ほら、みんなエビフライを探していますよ」
実は、ここでいうエビフライとは、赤松の実(まつぼっくり)の種をリスが食べると、
そのあと、エビフライのような形になるので、そう呼んでいます。
エビフライがあると、リスがここに来たということがわかるのです。
マリン「そうなのか。じゃ、私も探してみる。リスにはこういう大きなアカマツや
カラマツの木が必要なのね」
さて、ボランティアグループ「サクラソウ会議」主催のこの「ニホンリスと森林のかかわり」の
イベントに参 したみんなで集めたエビフライは、500平方メートルの範囲 けで、
なんと300個もみつかりました。
専門家の林先生のお話では、これ けあっても、ここで暮しているのは1~2匹のリス
そう。でも、「ここで子育てができるなかなか良い環境です。これ け、リスのことを
心配してくれる人たちが多いのはうれしい」と話していました。
そろそろ、お昼ごはんの時間。
マリン「ねえ、エビフライが食べたいね。お昼ごはんそれにしない?」
M記者「いいわね、賛成!」
と、近くのレストランへ。
そこで、お店の奥さんにリスのエビフライを見せると、小さなお皿にキャベツをのせて
くれました。なんと、うれしいことにマヨネーズ添えです。
それがこの写真。(乗っているのは、リスが食べた後のまつぼっくりのエビフライ)
私とマリンは本物のエビフライを食べて、満足満足。
みなさんも軽井沢にきたら、林の中でエビフライを探してみてく さいね。
(M記者)