軽井沢で最古の洋館別荘
2008年12月14日 14:08
旧軽井沢のユニオンチャーチの中は、宣教師さんたちが飾ったクリスマスのインテリアでとてもいい
雰囲気です。歴史ある教会なので、よく写真には撮っていたけれど、クリスマスらしい飾りの、ユニ
オンチャーチの内部は初めてでした。
今日は三井家別荘の見学をさせていた くために集合。
この教会をお借りして、管理の方から説明を受けます。
三井家別荘は明治32年に建築。軽井沢では最古の洋館別荘です。なるほど、風 がありますね。
所有者が寄付すると申し出て、軽井沢町が保存するという話になっていたはずなのに、なぜ、中止
になったのでしょう。3年前の話ですが、いま 謎です。
三井家の昔の写真に写っている籐のイスに注目。
軽井沢の上流階級の別荘によく見られたイスです。
これがそのイスです。サンルー にしっかりと残されていました。そのまま、残されているということ
に嬉しくなりました。ここ け時間が止まっているかのよう…。
軽井沢彫の立派な家具もたくさんあったのですが、今は大坂屋家具店で保存されているとのこと。
こうした家具から、当時の優雅な暮らしぶりがうかがえます。
建築から109年経っている けに、内部の床や外壁など、傷んでいる部分も相当あります。
1日も早く、保存の手を尽くすことが必要と思いました。(M記者)