さて、表紙は?
2008年09月23日 17:19
軽井沢新聞社主催の「つるや旅館文学サロン」を、旧軽井沢のつるや旅館「あかねの間」で開催し
ました。つるや旅館は芥川龍之介、室生犀星、 辰雄、などそうそうたる文豪たちに愛された宿。
作家たちのゆかりの品や思い出がたくさん残っています。
今年で5回目となる文学サロン、今日のテーマは「 辰雄の『美しい村』」です。ヴィネットでもお馴
染みの文芸評論家、吉村祐美さんのお話は、とても楽しく、わかりやすく、文学初心者にも好評
です。『美しい村』にはつるや旅館の先代のご主人、太郎さんが登 するということもあり、ここでの
文学サロンにはぴったりのテーマでした。
お話は佳境で時間切れとなり、また来年へ…。
「えっ!来年ですか~。待てませんよ~」との声しきり。
さて、翌日、星野リゾートで、日本で初めてのショッピングモールというお話をうかがいました。
ショッピングモールというと、広い駐車 に車が並ぶ、テナント大型店を想像してしまいますが、
これは、川辺の大きな木々の間に日本家屋風の建物を置いたショッピング街です。ショッピング街
と言っても「緑の中を散策するとお店がある」という設定 そうで、既成のものとは違った形の「ショッ
ピング散歩道」になるようです。
13年がかりの構想がいよいよ実現するの そうです。選定委員会が厳選した16店舗、こ わりの
店ばかりです。来年7月オープンとのこと、楽しみですね。
編集部は101号からの表紙に悩んでいるところです。
「ああでもない」「こうでもない」とロゴが決まりません。
「もう、時間がありません!」というところで、結局、新・編集長の一声「軽井沢らしい、ヴィネットらし
いもの」に決定しました。さて、どんな表紙でしょう。お楽しみに!
秋冬号では、前編集長も記事を書いています。
この美しい夕焼けの見える 所(どこ?)の思い出の人について書いているそうです。
こちらも、お楽しみに!10月20日発売予定です。(M記者)