暖炉を楽しむ方法
2008年02月20日 19:21
「暖炉は危険と隣合わせ」なんて書いてしまったので、「本当にそうなの?」と気になり、国道18号
線沿いにある長野総商さんを訪ねました。
ショールー には様々な暖炉や薪ストーブが並んでいます。
「暖炉を安心して使えるようにする良い方法がありますか」と尋ねると、オーナーの小林さん父娘が
詳しく説明してくれました。
小林さんの説明によると、日本では法律の基準がアメリカやカナダより緩やかなの そうです。
日本では「煙突は壁から15cm離せばよい」となっているけれど、アメリカ、カナダでは「45cm
以上離す」と決められているそうです。煙突の断熱に関しても外側から中の断熱までの距離が
アメリカ、カナダでは50ミmm以上となっているのに、日本では決まっていないというから驚きま
す。厳しい法律が必要なのですが、都会では普及率も低いので、法律制定までには至らないの
です。「軽井沢のような寒冷地で普及率の高いところでは、消防署を中心に独自に規制できたら
いいけれど」と小林さん。
暖炉は軽井沢の文化でもあるので、工務店まかせではなく、信用度の高い専門業者に むのが
一番安心です。
一番上の写真は薪ストーブ、真中の写真は長野総商の娘さん。この写真は暖炉です。
ここ長野総商の息子さんは、厳しいアメリカのライセンスを持っているので、暖炉の危険防止に関し
ての知識が豊富。こうしたところに相談するのが安全なのでしょうね。
これから暖炉・薪ストーブを入れたいと思っている人は見積もりでけちってしまうと手抜き工事され
る恐れもあるので、気をつけましょう。
あと、やはり、使用 度にもよりますが、年間150日~200日使う人は、一年に一度は点検しま
しょう。軽井沢ではやはり、暖炉のある暮らしを楽しみたいですね。(編集長)