森の中の 敵な別荘
2007年10月18日 11:51
南軽井沢にある増山さんの別荘を訪ねました。
静かな森の中にある、平屋 りの落ち着いた佇まいです。
広いリビングダイニングにはグランドピアノが置かれています。音楽仲間が集まって、奥さまの演奏
に合わせて、ときどきコンサートを開いたりと 敵な別荘ライフを過ごされています。
地元住民なら、きっと欲しくなるリコボウやアミタケなど、庭には様々なキノコが出ています。
ふと、木にはえているキノコが目に入りました。これは初めて見るキノコです。
これって、食べられるの?
「ヤナギダケです。とってもおいしいですよ。ぜひ、味わってみてく さい」
毎年食べているから いじょうぶですという増山さんの言葉に安心して、リコボウやアミタケと
いっしょにたくさん持ち帰り、キノコうどんやキノコパスタにして、さっそくいた きました。
ヤナギダケはオリーブオイルとガーリックで炒めたら、とても美味でした。
そんな 敵な別荘ライフを楽しんでいた増山さんに、台風9号の災難が!
裏山がこんなふうに土 崩れとなってしまったのです。山の所有者が木々を切ってしまったため
(木々が山の斜面を支えていた)、台風で呆気なく崩れ落ち、増山さんは自主避難したとのこと。
崩れ落ちた木々や土 が電柱をも倒し、電柱の半分は右側へ飛ばされています。凄まじい力に驚
きますね。増山さんは、またいつ崩れ落ちてくるかもしれないと心配でたまらないといいます。
土地所有者は木を片付けた けで「もう いじょうぶ」というばかり。町役 へ電話しても、誰も見に
来ません(この日、私も町役 へ電話しましたが、たらい回しにされたあげく、「県の林務課へ言って
く さい」と言われました。
増山さんの 敵な別荘ライフはどうなってしまうのでしょう。心配です。(編集長)