粋な手水鉢
2007年05月21日 18:19
コレクション・アクチュエールの続きです。
お店に入った所にこんなスゴイものが置いてあります。これは手を洗うためのもの ということで
すが、ちょっと不思議な印象です。これを制作したのがこの方、山室深志さんです。ヴィネットにも
以前、登 していた いたことがある信濃追分に在住の木工作家です。
「石毛さんはフランスにずっといたから、日本の伝統的なものに惹かれたのではないでしょうか。
神社にある手を清める手水鉢(ちょうずばち)のようなイメージでしょうか。話をうかがった時に、こ
の木のことがすぐに浮かびました。これは樹齢200年の桜の木です。使う機会がなくて、ずっと
持っていたものなんです」と山室さん。
フランス菓子のお店に伝統的な日本のイメージの手水鉢って、なんと、粋ではありませんか!
(編集長)