江戸時代の建物でアンティ-クを楽しむ
2007年02月24日 17:43
2月の信濃追分は静かです。今年は暖冬とはいえ、ま ま 寒い軽井沢。今日は日中でも-2℃
から気温は上がりませんでした。
写真は江戸時代、追分宿の旅 『現金屋』 った建物。なんと250年も経っているこの建物で、
冬も 張って営業しているのがここ『時幻』です。アンティークショップとして有名で、夏には大女優の
Yさん、歌手のTさん、その他、文化人たちも大勢訪れるお店。オーナーは知る人ぞ知る、あの有名
な『蜂の サシは死ん のさ~』(ちょっと古いけど、当時は大ヒット)の歌の作詞家のチコさんです
(写真の女性)。チコさんおすすめは「日常的に女性が手軽に使える器」です。
写真右の蓋付き茶碗は明治初期の印判と手描きでできているもの。(2300円)。その左はそばち
ょこ(1200円)。マイぐい飲みやコーヒーカップとしてもいいかも。その時代の特色を楽しみながら、
現代にあった新しい使い方を工夫してみるのもおすすめです。私が気になったのが、後ろにあった
火鉢。ここには火鉢がいろいろありますが、これは大正時代のもの そう。中国の賢人が浮彫りに
なっている銅製で、値段は4500円と、思ったより高くないんですね。でも、灰がありません。今どき、
灰なんて手に入るのでしょうか。「 いじょうぶ、ここでもお分けしますよ」とチコさん。買っていってワ
インクーラーに使ったり、植木鉢に使ったりする人もいるとのこと。でも、、やっぱり日本人なら「和室
に火鉢」って情緒味わいたいですよね。(編集長)